パチューカの本田圭佑が今冬の欧州移籍を否定、現時点で「全然ない」

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 パチューカのFW本田圭佑が、現時点での移籍は「全然ない」と噂を否定した。

 一部では、今冬に欧州クラブへの再移籍を目指している本田が、現在開催中のFIFAクラブワールドカップをアピールの場と捉えていると報じられていた。そして12日の準決勝で南米王者のグレミオ(ブラジル)に0−1で敗れた後、「チームに感謝している」と発言したことでさらに憶測が広がった。実際に移籍の可能性はあるのか。本田が有料メルマガコンテンツ『CHANGE THE WORLD by KSK』で発言の真意を語った。

「それ(移籍)は全然ないけどね。単純に僕がパチューカに移籍するときに、クラブW杯でプレーできることがわかっていたんで。それは僕にとって、すごいありがたいことやったなと思いますよね。予選もしてないわけですから」

 決勝の舞台には立てなかったが、本田は初のクラブW杯で全力を尽くした。準々決勝から2試合続けて120分のフル出場。球際ではフィジカルの強さを発揮し、ゴール前に攻め込めば果敢にミドルシュートを狙った。本田は自身初のクラブW杯に出場する機会を与えてくれたパチューカに、感謝の気持ちを口にしただけだという。1年間の契約を全うするつもりで、今の段階で移籍は「全然におわせていない」と言い切った。

本田圭佑オフィシャルメルマガの承認を得て一部抜粋、掲載しています。