パチューカ本田、クラブW杯で“要注意人物”に 南米王者の地元紙警戒「注目はホンダ」
南米王者としてグレミオがクラブW杯出場 12日準決勝でパチューカと対戦の可能性
FIFAクラブワールドカップ(W杯)は今月6日にUAEで開幕する。
アルゼンチンのラヌースを2戦合計3-1で撃破し、リベルタドーレス杯を制覇したブラジル名門グレミオが南米王者としての出場が決まり、全7クラブが出揃った。
ブラジル地元紙「フォルハ・デ・ペルナンブーコ」は1995年以来となる南米王者に輝いたグレミオの世界一への道のりを特集。準決勝で立ちはだかる可能性のある強敵として、パチューカFW本田圭佑の名前も登場している。
グレミオは12日の準決勝で、北中米カリブ海代表のパチューカとアフリカ王者ウィダード・カサブランカ(モロッコ)の勝者と激突する。2016-17シーズンの北中米カリブ海チャンピオンズリーグで優勝したパチューカについて、注目のカルテットを紹介した。
「キャストの中には、アルゼンチンのストライカー、フランコ・ハラ、才能溢れるウルグアイ人ホナタン・ウレタビスカジャ、そして44歳の経験豊富なメキシコ人のGKオスカル・コネホ・ペレスがいる。しかしながら、注目は日本人のケイスケ・ホンダだ。ミランとCSKAモスクワに所属した。彼は2017年後半にクラブに登場し、16試合6ゴールを記録している」
本田は要注意も、チーム状況は…
記事ではFWハラらとともに本田も要注意人物としてクローズアップされている。そんなパチューカだが、今季リーグ戦では精彩を欠いた。
「大陸王者にも関わらず、後半戦はパチューカにとってさほど良くなかった。プレーオフ出場に失敗し、12位に終わった」と言及されている。
今季開幕直後は右ふくらはぎの肉離れで出遅れた本田だが、ゴール量産体勢に突入している。まずは9日の準々決勝でアフリカ王者ウィダード・カサブランカを撃破し、グレミオを脅かす決定力を示すことができるだろうか。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images