片山、さすがのプレーで一躍上位に!(撮影:村上航)

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<マイナビABCチャンピオンシップ 2日目◇27日◇ABCゴルフ倶楽部(7,217ヤード・パー72)>

やはりこの大会では、この男は何かを持っている。ディフェンディングチャンピオンとして今大会に臨んでいる片山晋呉が、第2ラウンドで1イーグル・7バーディの大爆発。首位に立った永野竜太郎と2打差の3位タイで、決勝ラウンドへと駒を進めた。
石川遼は1打及ばず…

初日をイーブンパーの47位タイで終え、「出遅れたかな」と思ったという片山。しかし、「ボギーも1個しかなかったし内容が悪いわけではなかった」と第2ラウンドに臨むと、この大会での自己ベスト“62”に迫る“63”のビッグスコアをマーク。「どうしちゃったのかな。(理由は)教えて欲しい」とひょうきんな表情を見せた。

この大会は、過去17回の出場で大会最多の4勝を達成。優勝を含めたトップ10入りも11回を数え、「(相性が)いいじゃなくて“とってもいい”と思います(笑)」と胸を張るほどの抜群の相性を誇っている。首位に2打差という絶好の位置で迎える決勝ラウンドに向けて、「初日に離されて“サヨナラ”かなという気がしていたけど、食らいついていきたいね」。最後までご機嫌だった昨年の覇者が、5度目の優勝に突き進む。

<ゴルフ情報ALBA.Net>

【昨年覇者の言葉】
片山晋呉がプロとしてマッチプレー初V!129ホールを戦い抜き、104人の頂点に
石川遼は3戦連続予選落ち「結果だけ見ると残念」
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