上西小百合、出版社がフォト自叙伝『小百合』の過激版をオファーか
流行の“不倫疑惑”はないけれど、'17年のお騒がせ国会議員と言えばこの人を外すわけにはいかないだろう。
「上西小百合は政治家としては論外ですが、一連のツイッターなども含め、自己プロデュースというか話題作りに関しては才能があると思います。本当は何も考えていないのかもしれませんが(笑)」(テレビ局報道部記者)
“お騒がせ”にランキングがあるなら彼女の場合は松竹梅の、梅以下の取るに足らないような話ばかりだが、今回はタイミングよく、記者会見まで開いて次期総選挙に出馬しないことを表明した。不出馬の理由が、
「なぜ出馬しないか、それは勝てないから」
と、彼女らしいあまりにも当たり前すぎる回答に、駆け付けた報道陣からは失笑が漏れる場面も。
不出馬表明後は犬猿の仲の東国原英夫氏とのツイッターバトルを繰り広げ、注目を集め続けているが、もうすぐ議員でなくなる彼女は、
「これからも一生政治家であり続けるから、伝えないといけないことは伝えていく」
と政治の世界からは身を引くつもりはないことを言明した。しかし、
「タレント活動に近いような活動をすることもあろうかと思う」
などと、芸能界に目が向いているような発言も。
「最近はテレビ出演も増えて、“おいしい”と感じてるんじゃないでしょうか。見ていると、注目されるのが好きで、出たがりの人だと思います。今回の会見でも次期選挙の見立てをするなど、政治評論家を目指しているのかも(笑)」(テレビ局関係者)
とは言っても、彼女の好感度はお世辞にもいいとは言えない。画面に現れたらチャンネルを変える人が多いのも事実だ。出演オファーが増えるとは思えないが、
「テレビの世界は、もちろん好感度も大事ですが、反対にアンチの多さも視聴率につながることがあるんです。プロレスでいう“ヒール”ですよ。
亀田興毅選手もそうでしたが、彼が負けるのを期待して試合を見ていた人も多かったんです。彼女も突っ込みを入れたい人が多いからね」(前出・テレビ局関係者)
そんな彼女を狙っているのはテレビだけじゃなかった。
「2年前にフォト自叙伝『小百合』を出しました。これが予想に反してほぼ完売だったそうです。買われたのは年配の方が多かったようで、オジサンは色白ポッチャリが好きですから(笑)。
現役の議員でしたからあれが限界だったと思いますが、辞職となれば、前回よりもさらにセクシーなショットが期待できます。もうすでにいくつかの出版社で企画が上がっています」(写真集コーディネーター)
アンチばかりじゃなかった。“サユリスト”も多いみたいだ。
<芸能ジャーナリスト・佐々木博之>