九州学院vs桐光学園
村上 宗隆(九州学院)九州学院主将・村上の打棒が炸裂!
桐光学園対九州学院の一戦。試合は1回から動いた。1回裏の桐光学園の攻撃、2番・関谷の左安打などで二死ながら一、二塁のチャンスを作ると、5番山田の強烈なライナーがファーストを襲い、これがライト線へ抜け適時三塁打になり2点をいきなり先制。
しかし2,3回に逆転に成功した九州学院は4回。プロ注目の3番捕手、村上 宗隆からの打順。主将として、そして捕手として、ランナーが出ればよく通る大きな声で野手に指示を出し、ピンチ時にはチームを鼓舞する好選手の村上だが、その打棒も、もちろん魅力だ。
村上は痛烈なライナーで右中間を真っ二つ。悠々と三塁に到達しチャンスメイクに成功。続く4番工藤がたたきつける打球で、前進守備の頭を超える適時打を放ちリードを広げた。
桐光学園も中盤は粘りを見せ食らいついたが、終盤に再び九州学院がダメ押しに成功し、9対4で決着。1試合目に早稲田実業に敗れた九州学院は、今度は勝利をつかみ、この練習試合の2試合を終えた。
(取材・写真=編集部)
注目記事・2017年度 春季高校野球大会特集