セウォル号の捜索の様子=(聯合ニュース)

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【木浦聯合ニュース】2014年4月に韓国南西部の珍島沖で沈没し、今年3月下旬に引き揚げられた旅客船セウォル号の船内で22日午後、衣類と救命胴衣を身に着けた状態の遺骨が発見されたもようだ。

 セウォル号の現場収拾本部は、船内3階の船尾左舷の客室で比較的完全な状態の遺骨を収拾したと明らかにした。3階船尾は乗務員や技師らの客室があった場所だ。
 同本部によると、専門家が肉眼で鑑定し人骨と推定した。身元確認のためDNA鑑定が行われる。
 沈没事故では修学旅行中だった高校生ら295人が死亡、9人が行方不明だったが、9人のうち2人の遺骨の一部が発見された。
ikasumi@yna.co.kr