名古屋グランパスは30日、GK西村弘司(32)の現役引退を発表した。

▽西村は三重県出身で、四日市中央工業高校から2003年に京都サンガF.C.へ入団。京都では5シーズンを過ごすと、2008年に名古屋へと加入した。

▽名古屋では加入1年目にJ1で4試合、ナビスコカップで8試合、天皇杯で2試合に出場。しかし、2011年からは公式戦の出場がなく、今シーズンは6年ぶりにナビスコカップで1試合に出場していた。J1通算21試合出場、J2通算23試合出場、ナビスコカップで14試合、天皇杯7試合、AFCチャンピオンズリーグで1試合に出場していた。西村はクラブを通じてコメントしている。

「2016シーズンをもって現役引退することを決めました。京都サンガF.C.で5年間、名古屋グランパスで9年間、お世話になりました。沢山の方に出会い、沢山の方に支えて頂き、人に恵まれた幸せな14年間だったことに感謝しています」

「また14年間大きな怪我なくプレー出来たのは、丈夫な体に産んで育ててくれた両親、結婚してからは毎日の食事など 色々なサポートをしてくれた妻や子供たち、家族に感謝しています。そして、いつもどんな時も応援してくれたファン、サポーターの皆さん、そして支えていただいたパートナー企業の皆さんに 感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました」

「これからも、この14年間の経験を財産に歩んでいきます。そして、名古屋グランパスのJ1復帰を心より願っています」