滋賀の県庁所在地「大津市」に皆さんはどんな印象をお持ちでしょうか?「うーん?琵琶湖?」という方が多いのではないでしょうか。

正直なところ、若干地味な印象を持たれがちな大津市ですが、実は大津市は京都市に隣接し、京都駅まではたった2駅。所要時間も9分という便利な場所。大阪や京都に通勤通学もしやすく近年若い家族世代を中心に人口も増えています。

そして、実は大津には観光名所も多いのです。かの有名な比叡山延暦寺、延暦寺の門前町として栄えた坂本、百人一首を題材とした人気の漫画「ちはやふる」で一躍有名となった近江神宮、紫式部ゆかりの石山寺やなども、大津市にあるんですよ。

そんな地の利や多くの観光名所を内外に知っていただきたいと、近年滋賀県・大津市ともに観光やPRに力を入れており、今年(2016年)10月には、滋賀県の観光の玄関口となるJR大津駅も商業施設「ビエラ大津」を併設して素敵に生まれ変わりました。

実はこれまでの大津駅は、ランチやお茶ができるお店を探すのにも苦労していたのですが、リニューアルでコンパクトながらぐんと便利に。

まずは、1階。お馴染みのセブンイレブンですが、お土産も購入できる店舗になっています。

そしてスターバックス。待ち合わせや電車の時間までのちょっとした時間に今やコーヒーショップは必須ですから嬉しいですね。

お隣は、観光案内所。大津市が運営する観光案内所で滋賀県全域の情報を仕入れたり、県内のお土産を購入することができます。

外国語対応のパンフレットもあり、海外からのお客様も多く訪れています。

レストランとして、近江牛「岡喜(おかき)」。地元近江牛や滋賀県産の食材を使ったお料理をカジュアルに頂けるおしゃれなカフェ風のレストラン。ランチタイムは列ができるほどの人気です!

そして、お隣は「ちゃんぽん亭」。滋賀県民のソウルフードとも言われる「近江ちゃんぽん」のお店。カツオや昆布で取った和風だしにたっぷりの野菜が特徴の、ヘルシーなちゃんぽんを食べられます。ラーメン好きな男性にはもちろん、家族連れにも人気のお店。

1階の角に位置するのが滋賀県多賀町で栽培された「玄そば」を100%使用した、挽き立て、打ち立て、湯がき立てのおそばを味わえるそば店。夜には地酒も楽しめます。

2階は、(株)バルニバービが運営する「THE CALENDAR」。レストランのほか、オープンエアのBBQテラス、カフェ、バー、ブックストア、そしてカプセルホテルの複合施設という面白いお店です。

(入口は一階です)

大津の旅の拠点として、地域との連動、 人々のコミュニケーションの場を提供したいと計画されたもので、宿泊している方はもちろん、そうでない方も広々とした店内で地元食材を使ったメニューを楽しんだり、旅の計画を立てたり・・・多様な楽しみ方が出来そうですね。(写真はザ・カレンダーボードランチ ドリンク付き 980円)

いかがでしょうか?コンパクトながらなかなか充実したお店が揃っていますよね。滋賀の観光情報を集めながらカフェでくつろぎ、滋賀名物のランチを食べてから観光に。または疲れて帰ってきてちょっと一杯・・・なんてことができるようになった新生大津駅。

京都駅からたった9分ですので、皆さんもぜひ大津駅に足を延ばして、滋賀の旅も楽しんでみてくださいね!

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施設名 ビエラ大津
住所 滋賀県大津市春日町1-3 (JR大津駅)
営業時間 店舗により異なる
定休日 店舗により異なる