9月19日から3夜連続で放送されるフジ系ドラマ『バスケも恋も、していたい』。このほど『Kis-My-Ft2藤ヶ谷太輔の主演が発表された。

「ドラマに舞台、映画と今年、主演作に出続けているのは藤ヶ谷太輔だけ。もとは玉森裕太がセンターだった『キスマイ』ですが、I元マネージャーの退社後は、藤ヶ谷ばかりに仕事が舞い込んでいる印象。彼はJ副社長のお気に入りなんだとか」(芸能プロ関係者)

 I元マネージャーなきあと、SMAPとの関係が密接だった『Kis-My-Ft2』のあいだにも仕事の偏りが出始めているという。

「撮影は8月下旬に静岡県内の高校から始まり、その後は横浜など関東圏内で集中ロケが行われています。ドームツアーが終わったばかりなのに、彼だけが忙しい思いをしていますね」(テレビ誌記者)

 1月は日テレ系の連続ドラマ、5月に東京と大阪で舞台に出演。そして6月には映画が公開されると、7月から8月中旬までコンサート。その間も新曲をリリース、音楽番組やレギュラー番組にも出演と、多忙の1年を送っている。

 一方の玉森裕太は昨年ドラマ3本、映画にも1本出演していたが、今年は'12年から毎年出演する舞台のみ。やっと先日、藤ヶ谷のドラマと同時期に、米映画『キング・オブ・エジプト』吹き替え版での声優出演が発表された。

「例えば、ジブリ作品だったり、大ヒットが約束された超話題作というわけではありません。玉森クンの“無駄遣い”にならなければいいのですが……」(映画ライター)

 8月にはI元マネージャーとのホテル“密会”を『フライデー』にキャッチされた玉森。今なお芸能界復帰へ“暗躍”がウワサされるIさんだけに、動向が気になるところではある。

 最年長の北山宏光もおとなしくなった。昨年はドラマの仕事もあったが、

「今年はゼロ。しかも3年間続けていたラジオも3月に突然の終了。特に中居さんにかわいがられていた北山は“I派”の色は濃いですね。8月のコンサートMCでも“スルメさん”を懐かしがっていました」(スポーツ紙記者)

 “スルメさん”とはキスマイ、特に横尾渉、宮田俊哉、二階堂高嗣、千賀健永ら『舞祭組』にたびたび絡んでいた中居正広扮するキャラクター。思えばプロデューサーの中居が、舞祭組初アルバムの制作発表をしたのが昨年9月のコンサートでのことだった。あれからすでに1年、いまだアルバムは発売されていない。

「本来ならアルバム発売と同時に、舞祭組コンサートも検討されていたといいます。しかし、中居クンは正直、この1年にあったことを考えるとプロデュースどころではなかったのでしょう」(レコード会社関係者)

 SMAP解散騒動で一番あおりを受けたのかもしれない舞祭組。だが、彼らは決して望みを捨ててはいないようだ。

「今でもメンバーは“キスマイの…”に加えて、“舞祭組の…”と自己紹介しています。中居クンから贈られた、それぞれの名前が刺しゅうされた高級スーツを着て歌うことをあきらめていませんよ」(前出・レコード会社関係者)

 今年で5周年を迎えたキスマイ。メンバーそれぞれ記念の年になればいいのだが。