災害時の活躍が期待されるドローン(損害保険ジャパン日本興亜の発表資料より)

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 損害保険ジャパン日本興亜は25日、日本全国におけるドローンの飛行許可を国土交通省から取得したと発表した。大規模自然災害時などに保険金の迅速な支払いにつなげることが目的で、保険業界で初めての許可取得となった。

 地域は人口集中地区を含めた日本全国。重大事故や災害発生直後にドローンの有効活用が見込まれた場合、迅速に運用を開始し早期に被害状況を把握する。的確な損害調査体制を構築することで、保険金支払いのさらなる迅速化を図る。

 また、地方自治体や各種企業と連携し、災害発生時の空撮だけでなく、災害発生が予想される地域の地形観測など災害予防も支援していくという。