ASIAN KUNG-FU GENERATIONのフロントマンであり、最新ソロアルバム『Good New Times』を7月13日にリリースしたGotch（後藤正文）さんが、TOKYO FMの番組に出演。恋愛の歌が苦手というこだわりを持つGotchさんが、「こんな曲を書いてみたい！」と憧れる洋楽ラブソング3曲を紹介してくれました。

（TOKYO FM の音楽ワイド番組「LOVE CONNECTION」のコーナー「STARBUCKS MUSIC BARISTA」7月15日放送より）



Gotch さんが苦手なものは、愛や恋をテーマにしたラブソング。ASIAN KUNG-FU GENERATIONでもソロでも、ほとんど歌ったことがないといいますが、実はラブソングに憧れがあるようで……？

「こだわり！と呼んでいいか、よくわからないんですけど、僕、いわゆるラブソングというんですか？ 愛だの恋だのの歌を歌うのは、ものすごく苦手なんですよね。アジカン（ASIAN KUNG-FU GENERATION）の歌詞でもソロの歌詞でも、僕が恋愛についての歌を歌っていることは少ないと思うんですけど……今日は僕が、恋愛について歌っている洋楽の曲を何曲か選びました。歌詞について僕も勉強しながら、恋愛を書けたらなと思っている曲を選曲してみました！」

そんなGotchさんが選んだ3曲がこちら。若き日の恋から、失恋した友人に送った曲まで、自分もこんな歌詞が書けたらいいなという、憧れが込められているようです。

「The Concept」（Teenage Fanclub）

「甘酸っぱいですよね。『♪I didn't want to hurt you』って言ってるんです、僕は君を傷つけたくなかったんだ、みたいなことを歌っていてね。僕は基本的に、振られることがこれまで多かったので、傷つけたくなかったなんて歌詞はこれからも書くことはないと思うんですけど、こんな甘酸っぱい曲が書けたらいいなと思いながら、この曲を聴くわけです」

「Only Love Can Break Your Heart」（Neil Young）

「これは友達の失恋に対してニール・ヤングが贈った曲ですね。愛や恋だけがおまえの心を壊すんだ、みたいなことを友達に歌いかけてみたいなぁと思うんですけど、日本語でやるのはとっても難しいですよね」

「No Matter Where We Go」（Whitney）

「これはもうね、たぶんちょっと悲しい。別れた彼女に対して送っている曲なんですけど、たぶん10代の頃の恋の歌で、2シーターのクルマを買って初めて、彼女がいなくなったことについて後悔する。そういうことを歌った曲なんですよ。あのクルマがあったらキミをドライブに連れて行けたのに！みたいな。僕ももうアラフォーですから、そんな曲、書けるわけないんですけど、書けないものというのは、隣の芝生は青いみたいな感覚で羨ましく思ったりします」

7月13日にリリースされた、約2年ぶりのセカンド・ソロ・アルバム『Good New Times』は、Gotchさんと親交の深い豪華ミュージシャンが集結した完成度の高い1枚になりました。そのレコーディングメンバーを率いて、9月6日の東京・渋谷 CLUB QUATTRO公演から、全国10会場をまわるツアー「Gotch & The Good New Times Tour 2016 “Good New Times”」がスタートします。詳細は、Gotchさんのオフィシャルサイトhttp://gotch.info/ http://gotch.info/でご確認ください。

7月19日の「STARBUCKS MUSIC BARISTA」には、ぼくのりりっくのぼうよみさんが登場します。お楽しみに！

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＜番組概要＞

番組名：「LOVE CONNECTION」

放送日時：毎週月曜〜金曜11：30〜13：00／「STARBUCKS MUSIC BARISTA」は12：30ごろから

パーソナリティ：LOVE

番組Webサイト：http://www.tfm.co.jp/love80/