バルセロナが、FWリオネル・メッシとMFアンドレス・イニエスタがトルコにいないと発表した。15日トルコで発生した軍事クーデターを受けての声明だ。

軍の一部がクーデターを試み、国営テレビを占拠して外出禁止令を出したトルコ。軍側が「全権を掌握した」と発表するなど、混乱状態にある。

メッシやイニエスタは、元バルセロナのサミュエル・エトーが主催するフレンドリーマッチに出場するために、トルコに向かう予定だったようだ。だが、バルセロナは両選手が「スペインにいる」と発表した。

また、バルセロナはトルコ代表MFアルダ・トゥランや、カルレス・プジョール、デコ、エリック・アビダルといった元選手たちがトルコにいると明かしながらも、「危険な地域から離れており、クラブと継続的にコンタクトを取っている」と、無事であることを強調した。