適切な水分補給と試合後の栄養補給!管理栄養士が語る高校野球のあるある!
全国各地で夏の選手権の地区大会が開幕しました!これからは大会も後半へと突入し、連戦も続いていきます。今回は猛暑の中、頑張る球児たちに、株式会社明治の管理栄養士の皆様から、「適切な水分補給と試合後の栄養補給」についてお話をうかがいました。
水分補給を制するものは夏を制す!左から黒崎 礼子さん、大村 麻実さん(株式会社明治)
Q 今年はとくに酷暑の夏といわれていますが、水分補給で注意する点はありますか?
大村:試合や練習に出る前に水分をしっかり溜め込んで欲しいです。試合中は、展開が読めず、どんな試合になるかわからないので、計画的に水分補給をするのが難しいですが、ベンチに戻ってきたら喉が渇いてなくても、必ずスポーツドリンクを一口、二口飲んで欲しいですね。
黒崎:応援している選手も水分補給には気を遣って欲しいです。声を出して応援して汗をかいているにもかかわらず、水分補給を遠慮してしまうと、いざという時に脱水症状になってしまい、思うようなパフォーマンスができなくなってしまいます。
大村:あとはスポーツドリンクをすごく薄めて飲んでるチームを見かけることがあります。
一同:ありますね。
大村:スポーツドリンクは汗で失った水分とミネラルを補うことができるものですが、薄めすぎるとミネラルなどの濃度が薄れて意味がありません。薄めるとしたら2倍までの薄さにしましょう。水分が上手くとれていないと、パフォーマンスが落ちるだけでなく、夏バテしやすくなってしまいます。夏に弱い選手は水分補給が上手くいっていないため、練習後や試合後にがぶ飲みして食欲が落ちる、体重が減ってしまうという悪循環になりがちです。せっかく冬の時期に増やした体重が夏場に減ってしまうのはもったいないので、水分補給も上手に行い、夏は最低でも体重を維持することを心掛けて欲しいですね。
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[page_break:勝負の分かれ目は試合後の栄養補給] 勝負の分かれ目は試合後の栄養補給左から太田 智子さん、堀野 円さん(株式会社明治)
Q 疲労をためないためには試合後、どのような栄養を補給すれば良いのでしょうか。
太田:リカバリーのためにたんぱく質、炭水化物(糖質)を補給して欲しいですね。試合から帰って疲れたからすぐ寝てしまう選手をよく見ます。寝るだけでなく栄養補給をしてから寝た方が、疲れが取れることを知らない選手が多いんですよ。ゴールデンタイム(練習後30分以内)にプロテインを飲んだり、鮭やお肉の入ったおにぎり、のむヨーグルト、100%オレンジジュース、サンドイッチなどの補食をしてから帰る方が次の日の疲労が違ってきますよ!
黒崎:夏の大会は連戦になるから、疲労が溜まりやすくなっています。一試合ごとのリカバリーは、次の試合の勝負の分かれ目になるくらい大切なので、意識して取り組んでみてください。
夏の暑さは球児にとっても体力を奪われ厄介なものになりますが、適切な水分補給と試合後の栄養補給を味方につけて暑い夏を乗り越えましょう!
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