いつの頃からか夏の風物詩的レシピとしておなじみになった山形県の郷土料理「だし」。

今ではスーパーで調理済みのものが売られていたりもしますが、ありあわせの材料で簡単に作れるものなので、家庭で、お好みの味にアレンジしながら作ってみましょう。

今回ご紹介する「だし」は、わりあいとさっぱりめ。本場山形では、オクラ以外に昆布や納豆昆布、めかぶなどを入れ、粘り気たっぷりに作ることも多いので、ネバネバ派の方はぜひそちらにもチャレンジを!

冷奴のほか、温かいご飯にかけたり、素麺などのつけダレに加えても◎な、万能おかずです。

山形のだしのせ冷奴

調理時間10分+漬ける時間

レシピ制作:フードコーディネーター 山下 和美


<材料 作りやすい量>
ナス 1本
キュウリ 1本
オクラ 4本
ミョウガ 1個
大葉 5枚
ショウガ 1/2片
薄口しょうゆ 大さじ2
顆粒だしの素 小さじ1
豆腐 1/2丁

<下準備>
・ナスはヘタを切り落とし、5mm角に切る。水にさらしてザルに上げ、水気をきる。


・キュウリは端を切り落とし、5mm角に切る。

・オクラは分量外の塩で板ずりし、熱湯でサッとゆでる。色が鮮やかになったら水に取り、粗熱が取れたら水気をきる。ヘタを切り落として長さ2〜3mmの輪切りにする。

・ミョウガは粗みじん切りにする。

・大葉は軸を切り落として細切りにし、水に放って水気を絞る。

・ショウガは皮をむいてせん切りにする。

<作り方>
1、ボウルに薄口しょうゆ、顆粒だしの素を入れて混ぜ溶かし、ナス、キュウリ、オクラ、ミョウガ、大葉、ショウガを加えて混ぜ合わせる。


2、冷蔵庫で1時間ほど冷やし、器に盛った豆腐にお好みの量をのせる。


密閉容器に入れて、冷蔵庫で2〜3日保存可能です。
一度にたっぷり多めに作っておいてもよいですね!

(フジノアサコ)