後半戦に向けてパッティングスタイルに変更を施しているキム・ハヌル(撮影:ALBA)

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<ニッポンハムレディスクラシック 事前情報◇5日◇アンビックス函館倶楽部 上磯ゴルフコース (6,362ヤード ・パー72)>
 国内女子ツアー後半戦に突入する今大会は、毎試合優勝争いに絡むイ・ボミ(韓国)のほか、渡邉彩香ら上位選手が海外メジャー「全米女子オープン」出場により不在。賞金ランク2位の申ジエ、賞金ランク3位のキム・ハヌル(共に韓国)にとっては1位のボミのとの差を詰める絶好のチャンスだ。ハヌルはこの新規大会にパッティングイメージを一新して臨む。
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 「優勝できるかどうかは、勝利の女神が最後の最後に誰に微笑むかだと思います。それよりも、“新しいパッティングのイメージ”に馴染めるようにしたい」。今大会から後半戦へ向けてパットのスタイルを変更。通常シーズン中にスイングや、パットのストロークイメージをイジることはないが、「前半戦の最後のほうにパッティングが良くなかったので“コーチにも変えてみたら”と言われて…」と決断を下した。
 具体的にはこれまでのテークバックを小さくしてインパクトで打つイメージを、「テークバックを大きくして、ヘッドの重さを感じながら振っていくイメージに変えました」とより安定してストロークを求めてスイッチ。今大会から2〜3試合で調整していくのが当面の課題となる。
 ボミとの賞金額の差は約3,000万円。「自分の中ではマネークイーンよりは“つねにトップ10”を継続していけるように」と賞金女王への願望を口に出すことがないが、「後半戦は大きな試合がありますし、昨年も後半戦のほうが結果が良かった。今年も活躍できるのが希望です」とさらなる浮上を狙っている。
 「早く(新しいイメージを)自分のモノにしたいのが、七夕の願い事ですね」。7月7日は誰もが夜空に願いを託す日。ハヌルの願いが叶えば、今季2勝目は“おまけ”でついてくるはずだ。
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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