iPhone大型化で人気の手帳型スマホケース ぜひ覚えていて欲しい意外な落とし穴の危険性

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iPhoneも6・6sシリーズが登場して、一番かわったのがケースの需要かもしれない。
大型化したことで、手帳型ケースを利用する人が増えたのだ。

手帳型ケースは、
・液晶画面をカバーできるため破損やキズ防止に有効
・Suicaなど、カード類も収納できる
など、液晶画面がむき出しとなる不安解消や、落としても保護力が高そうな安心感、スタイリッシュでカッコイイ、ビジネスシーンでも使えるデザインも多い。そんなところが、人気があるのだろう。

だがしかし、実は意外な落とし穴もあるのだ。

●カード入れ付きが便利そう
手帳型スマホケースには、カード入れが付いた製品が多くある。
2〜3枚のカードを入れてスマホと一緒に持ち歩けるので便利だ。
SuicaやPASUMO、クレジットカードなんかを入れておけば、ちょっとしたおでかけには、スマホ1つ持って出れば、ほとんど困らないという人もいる。

スマホを持ちながらパスケースを出したり、財布を出したりする必要もないのでスマートだし、ついうっかりスマホを落としてしまったりすることもない。

これは利用しない手はない、と言いたいところだが、実はここに気をつけなくてはならない落とし穴がある。

●マグネット式にはご用心
手帳型スマホケースは、留め具としてマグネットが利用されているものが多い。
簡単にピタッと止められるから使いやすい.

だが、実はこのマグネットがくせ者なのだ。

クレジットカードやキャッシュカードなどは「磁気カード」だ。
「磁気カード」は、そのほかにもポイントカードや診察券、身分証など、幅広く使われている。

この「磁気カード」は、磁気によってデータを保存、管理しているのだが、このデータが強力な磁気を持ったものの近くに置いてあると壊れてしまうのだ。

「磁気カード」に記録されているデータが破損してしまったら? 
もちろんカードは使えない。再発行するしかなくなる。

マグネット式のケースには磁気カードは入れない、もしくはマグネット式ではないスマホケースを探すようにしよう。

●ICカードも油断できない
マグネット付きのスマホケースに「磁気カード」を入れるのはNGだ。

では、SuicaやPASUMOなどのICカードなら大丈夫なのか?

確かにICカードはマグネットの磁力からの影響は受けない。しかし、スマホからは電波が出ており、この電波がICカードの電波と干渉し、読み取りできなくなることがあるのだ。
改札でエラーが起こると、あっという間に渋滞を引き起こすこともあるだろう。

そんな時に役立つのが電磁波干渉防止シートだ。
スマホとICカードの間に挟むことで、電波干渉を防ぎ、エラーが起こらないようにしてくれる。

カード入れの付いた手帳型スマホケースはとても便利だ。しかし、クレジットカードが使えなくなったり、改札をスムーズに通れなくなったりしてしまうのでは困りもの。落とし穴に落ちないよう、対処法をしっかり確認しておこう。