「水槽から海へ出る感じ」SEKAI NO OWARIが語るいじめからの解放

SEKAI NO OWARIが4月1日、TOKYO FMのレギュラー番組「SCHOOL OF LOCK! セカオワLOCKS!」に出演。いじめをきっかけに中学を転校し、今回高校進学にあたって以前のクラスメイトや、自分をいじめていた人と同じ学校になることに不安を感じている新潟県在住のリスナー（15歳・女性）に直接電話をかけて、エールを送りました。

Nakajin「転校先での学校生活はどうだった？」

リスナー「みんな温かく迎えてくれて、すごい楽しかったです。2年生の終わりに転校して1年間いたんですけど、少人数の学校で3年生が11人しかいなかったんです。なのでクラス全員で遊んだりするくらい仲の良い感じでした」

DJ LOVE「いまの中学から、同じ高校になる子はいないの？」

リスナー「2人います」

Nakajin「僕も中学から高校入る時、同じ中学から行く友達は1人しかいなかったよ」

Fukase「俺も、前のLOVEだけだったよ」

DJ LOVE「俺も2人とかだったよ」

Saori「私、1人もいなかった」

Nakajin「意外とそういうもんだよね。1人でもいたら心強いよ」

Fukase「高校自体は、何人ぐらいいるの？」

リスナー「高校は200人以上います」

Fukase「それならいいよね。少ないと選択肢が狭まっちゃうというか……。さかなクンさんの言葉じゃないけど、水槽なわけじゃないですか。水槽の中に一定数しかいないと、どうしてもイジメが出てくるんだって。しかも水槽って逃げられないじゃん。でも海に帰っていけば、逃げることもできるし違う世界を見つけることもできるから。人数が多いっていうのは良いですよね」

Nakajin「今、楽しみなことは何？」

リスナー「英語が好きなので高校に入ったら留学したいなって思っていて、英語の勉強が楽しみです」

Nakajin「いいね。さっきの話じゃないけど、水槽から海に出る感じだよね」

Fukase「英語が喋れたら、飛び出したい放題だからね」

Nakajin「僕が海外に行って何が変わったかというと、海外の文化に馴染んだり理解しなければいけないことがたくさんあって世界が広がったというか。なんて言ったらいいのかな、悩んでいることの解決の仕方が分かるようになったりしたんだよね」

Fukase「そういうことあるよね。若い頃は『宇宙の広さから比べると、アナタの悩みなんか小さいもの』みたいなこと言われたりするじゃん。でも『いや、俺の悩みのほうが宇宙よりデカいから』って思ってたわけ。宇宙の広さなんかどうでもいいしと思ってた。でもさ、実際海外旅行に行ったら変わるよね（笑）。なんだろう、客観的に見れるというか。だからもし『学校やだな』って思うことがあったら夏休みに短期留学に行くとかさ、そういうのも視野に入れてみるといいかもね」

リスナー「はい」

Fukase「高校生活楽しめるといいよね」

DJ LOVE「楽しいこと増えると思うよ。ここからは増えるばかりですよ」

Nakajin「高校生活楽しんでね」

リスナー「ありがとうございました！」