プレミアリーグで首位を快走する岡崎慎司所属のレスター・シティ。地元の肉屋が、新作のソーセージに躍進の立役者であるクラウディオ・ラニエリ監督の名前をつけて話題となっている。

イギリスメディアによると、ソーセージはレシピ非公開ながら、フェンネル、にんにく、唐辛子、そして「チャンピオンズリーグのヒント」が含まれたイタリアンスタイルのソーセージとのこと。1キロあたり9.90ポンド(約1600円)で、先週から発売された。

ラニエリ監督は17日の会見で、地元記者からこの新商品を説明されると、「良いソーセージだね。唐辛子がたっぷりなら、良いソーセージだよ」と笑顔で返している。

10月、ラニエリ監督はチームが無失点で抑えたらピッツァをおごるという約束を守り、選手たちにピッツァを振る舞ったことが話題となった。今回は「私はピッツァの料金を払う。ソーセージの金を払うのは君らだ」としつつ、「私の名前がつく物など今までなかった。私はソーセージマンだね!」と冗談を飛ばした。

肉屋のオーナーは「次のホームゲーム前の会見で、温かいソーセージ料理を喜んで提供するよ。クラウディオの父親は肉屋だった。彼は必ず認めてくれるはずさ」と売り出しに意欲満々だ。

レスターは19日のプレミアリーグ第31節でも、クリスタル・パレスに敵地で1-0と勝利。20日に試合を控える2位トッテナムとの勝ち点差を暫定で8とした。残り7試合となり、レスターの「奇跡の優勝」を期待する声は高まっている。