なでしこ敗戦に澤登正朗氏「全く意思の疎通ができていない」
リオデジャネイロ五輪出場権を懸けた女子サッカー・アジア最終予選。4日、ここまで1分1敗のなでしこジャパンは、中国代表を相手に1-2とまさかの敗戦。五輪出場権獲得は絶望的となった。するとテレビ朝日「報道ステーション」では、サッカー解説者・澤登正朗氏が同一戦を解説。厳しい意見を述べている。
まずは前半14分、阪口夢穂からパスを受けた川村優理が中途半端な位置にボールを戻した場面。本来受けるはずの田中明日菜が一瞬戸惑い、その隙をジャン・ルイに突かれ先制点を許した。
この場面を見るや「連携ミスからの失点」と切り出した澤登氏は、「川村が誰にボールを出したのか。それから田中と熊谷、誰がボールを受けるのか。全くといっていいほど意思の疎通ができていない」と一蹴。後半13分、グー・ヤーシャのミドルシュートにも「寄せが甘い。この位置から打たせてはいけない」とダメだしした。
また、敗因については「初戦のオーストラリア戦を落としたことで少し焦りが生じ、自信を失い、本来ミスしないなでしこジャパンなんですけど、非常にミスが目立った。そういうところがリズムに乗れなかった原因」と分析した澤登氏。今後の戦いには「すぐに自信を回復するのは難しいかもしれないですけど、自信を持って本来のなでしこのサッカーをするべき。そうすれば残り2試合、可能性は0ではないですけど、しっかりした結果は出していける」と語った。
まずは前半14分、阪口夢穂からパスを受けた川村優理が中途半端な位置にボールを戻した場面。本来受けるはずの田中明日菜が一瞬戸惑い、その隙をジャン・ルイに突かれ先制点を許した。
また、敗因については「初戦のオーストラリア戦を落としたことで少し焦りが生じ、自信を失い、本来ミスしないなでしこジャパンなんですけど、非常にミスが目立った。そういうところがリズムに乗れなかった原因」と分析した澤登氏。今後の戦いには「すぐに自信を回復するのは難しいかもしれないですけど、自信を持って本来のなでしこのサッカーをするべき。そうすれば残り2試合、可能性は0ではないですけど、しっかりした結果は出していける」と語った。