ここまでリーグ最多の12勝を挙げている日本ハムの大谷翔平©BASEBALLKING

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 大谷翔平(日本ハム)は防御率2.11、12勝とリーグトップの成績を残せば、奪三振でもリーグ2位の151を記録している。3年目の今季、最終的にどんな成績を残してシーズンを終えるか気になるところ。そこで中6日、中5日、中4日で残り試合先発したらあと何試合登板できるのか見ていきたい。

 中6日で先発していけば、残り5試合登板することができる。内訳は、得意とするロッテに3試合、ソフトバンクに2試合。今季1勝1敗、防御率5.40と苦手にするソフトバンク戦で結果を残すことができれば、15勝以上の白星も期待がもてそうだ。

 中5日では9月1日ロッテ戦に登板した後、7日に試合がないため8日ソフトバンク戦は中6日で先発。その後、3試合は中5日で登板できる日程になっているが、10月2日は試合がないので、10月4日ロッテ戦が最終先発となる。中5日で先発した場合得意のロッテ戦での登板が1試合減るが、今季1度も負けていないオリックス戦に2試合、3勝を挙げている西武戦に1試合ずつ投げられる。登板間隔が気になるが、多くの白星が見込めそうだ。

 二刀流していることを考えると現実的ではないが、中4日の場合は7試合の先発が可能だ。そうすると今日の登板で勝利し、残りの7戦全て勝利すると20勝に到達。楽天時代の2012年に24勝をマークした田中将大(現ヤンキース)以来の20勝の夢も膨らむ。

 プロ3年目の今季、日本を代表する投手に成長した大谷。残り少ないペナント・レースで勝ち星、奪三振など、どこまで数字を伸ばしていくのか楽しみだ。

大谷翔平は残り何試合登板できる?

【中6日】

9月2日 ロッテ(東京ドーム)

9月9日 ソフトバンク(札幌ドーム)

9月16日 ロッテ(QVC)

9月23日 ソフトバンク(札幌ドーム)

9月30日 ロッテ(札幌ドーム)

【中5日】

9月1日 ロッテ(東京ドーム)

9月8日 ソフトバンク(旭川)※9月7日に試合がないため中6日

9月14日 オリックス(札幌ドーム)

9月20日 西武(札幌ドーム)

9月26日 オリックス(京セラドーム)

10月4日 ロッテ(QVC)※10月2日に試合がないため中7日

【中4日】

9月1日 ロッテ(東京ドーム)※8月31日に試合がないため中5日

9月6日 オリックス(ほっと神戸)

9月12日 西武(西武プリンス)※9月11日に試合がないため中5日

9月17日 ロッテ(QVCマリン)

9月22日 ソフトバンク(札幌ドーム)

9月27日 オリックス(京セラドーム)

10月4日 ロッテ(QVC)※10月2日に試合がないため中6日

大谷翔平のチーム別今季成績

【ソフトバンク】

3試 1勝1敗 防5.40

【西武】

4試 3勝1敗 防2.37

【ロッテ】

2試 2勝0敗 防0.00

【オリックス】

3試 2勝0敗 防1.93

【楽天】

2試 2勝0敗 防0.61