10日のトロント・ブルージェイズ戦にニューヨーク・ヤンキースの田中将大が先発したが、ソロホームランによる2失点で今シーズン5敗目を喫した。

アメリカン・リーグ東地区の首位と2位の直接対決となった注目カードは、田中が1回、4回にソロホームランを打たれ0-2で6回に降板。このところ目立つ"一発病"にネットでは「これが彼が今シーズン打たれた18本目のホームラン」「甘い球だったな、田中しっかりしろ」「正直な所、田中は良いのか悪いのか判らない」と最近の投球に対する不満が寄せられた。

一方で「落ち着け、田中は2点取られただけじゃないか」「田中が打たれるのは全部ソロホームランなんだよな。ウチは攻撃陣を出直させる必要がある」と、ブルージェイズ戦に入り、いきなり絶不調になった打撃陣への批判も並んでいる。

また、田中の起用法に対する批判もあり、「まだ80球しか投げてないのに交代?」「ブルペンの負担が大きくなる」「怪我でもないのにジラルディ監督はこの試合を台無しにしてくれた」と、田中の早すぎる降板に多くのヤンキースファンは不満だったようだ。

ただ、この起用に対しても「ここのところ終盤のイニングの田中は良くなかったし、投げすぎて怪我させたくない配慮だろう」というコメントも寄せられていた。

地区優勝に向け、重要なカードを3連敗で終えたヤンキース。まだヤンキースとブルージェイズの間には1.5ゲーム差があるが、勝ち数で並ばれ好調だった打線も急ブレーキ。田中の次回登板はビジターでの同一カード、ブルージェイズ戦になる予定だ。