15日放送「村上信五とスポーツの神様たち」(フジテレビ)では、元バドミントン選手で現在はキャスターとして活躍する陣内貴美子さんが出演。“毎日ウォーミングアップで14キロ(土日は30キロ)走った”という驚くべき学生時代を振り返った。

1992年バルセロナ五輪の日本代表にもなっている陣内さんは「中学校、高校で本当によく練習した」と切り出すと、「うち(の学校)は月曜から金曜まで毎日14キロ。土日になると30キロ走る。それがウォーミングアップなんです」とさらりと言う。

またウォーミングアップ後の練習内容を訊かれると、「ダッシュをしたり、ノックを受けて前後に動かされて。“ラストは(打ち返して)天井についたら終わり”とかって言われるんですよ。メチャメチャ高い天井でつかない。(ノックが)延々に続く」と苦笑いを浮かべた。

そんな陣内さんはバドミントンが盛んな熊本県(八代市)の出身だ。「すごいバドミントンが盛んな地域でどの小学校にもバドミントン部があって、小学校4年生から始めた。そしたらなんか勝つようになって」と振り返った陣内氏は、中学生から強化クラブで練習に打ち込んだという。

「小学校で優勝していたので中学校は各学校の4人ずつ12人で編成される八代強化クラブっていうのがあった。そこで練習をする。だから熊本で優勝すると全国では簡単に勝てる」。こう話した陣内さんは「全国大会が楽しくてしょうがなかった。楽だから」とも――。

すると番組ブレーン・色摩茂雄氏は「当時強すぎて女子には敵がいなくて男子と戦ってた」というエピソードを紹介。陣内さんが「ありました。ありました」とアッサリ認めると、これに驚いた岡田圭右は「神取さん、神取さん」と天龍源一郎をはじめ、男子レスラーと戦っていた女子プロレスラー・神取忍の名を挙げた。