「夢でホームラン打たれます」 新守護神・澤村拓一の苦悩
フジテレビ「すぽると!」(21日放送分)では「『クローザー』挑戦1年目 澤村拓一(27)の本音に迫る」と題し、今季より巨人の新守護神(リリーフ投手)となった澤村に野球解説者・石井一久氏が聞き手となって行われたインタビューの模様を伝えた。
「監督から言われる前に坂本(勇人)とか同級生とご飯食べてて“抑えやりたいんだよね”みたいな話はしていたんです。言われたときは“あっ、来たか”っていう感じですね。先発に対しての未練もなかったですし腹括ってやってますんで」。インタビューの冒頭、クローザー転向を言い渡されたときの心境を澤村はこう振り返った。
それでも、常に万全の状態を維持し登板に備えなければならない上、ピンチや僅かな得点差で登場することが多く精神的な負担も大きいのがクローザーだ。
「正直マウンドに行きたくないなって思うときもあるし、143試合戦う中で体調が優れない日だってあります」と前置きした澤村は「(クローザーは)抑えて当たり前。例えば先発ピッチャーって抑えても負けても新聞に載るんですよ。だけど抑えって打たれたときしか載らない」などと言葉を続けた。
また実際のマウンドで気をつけている点については「一人のバッターに対し2球で1ストライク1ボールを作るようにしています」という澤村。「僕と対戦するバッターは真っ直ぐを待つと思うんでノ―ツーで待たれると打たれる率は高いですし1ストライク1ボールになれば8割9割、僕の勝ちだと思ってる」と自身の必勝パターンを明かした。
だが、最近では14日のロッテ戦、19日の中日戦でそれぞれ救援に失敗している。
「自信があるかないかって言ったらないです」と顔に苦悩の色をにじませると「たまに夢でホームラン打たれますからね」とも――。それでも澤村は、元横浜の絶対的守護神・佐々木主浩氏の名前と長嶋茂雄元巨人軍監督が「(抑えに佐々木がいるため)8回までに点を獲れ」と語ったエピソードを挙げると、「出てくる前から“厳しいな”って思われるのが一番いいと思いますし、キャリアを積んでいく中でそう思って頂けるようにやっていきたい」と目標を語った。
「監督から言われる前に坂本(勇人)とか同級生とご飯食べてて“抑えやりたいんだよね”みたいな話はしていたんです。言われたときは“あっ、来たか”っていう感じですね。先発に対しての未練もなかったですし腹括ってやってますんで」。インタビューの冒頭、クローザー転向を言い渡されたときの心境を澤村はこう振り返った。
「正直マウンドに行きたくないなって思うときもあるし、143試合戦う中で体調が優れない日だってあります」と前置きした澤村は「(クローザーは)抑えて当たり前。例えば先発ピッチャーって抑えても負けても新聞に載るんですよ。だけど抑えって打たれたときしか載らない」などと言葉を続けた。
また実際のマウンドで気をつけている点については「一人のバッターに対し2球で1ストライク1ボールを作るようにしています」という澤村。「僕と対戦するバッターは真っ直ぐを待つと思うんでノ―ツーで待たれると打たれる率は高いですし1ストライク1ボールになれば8割9割、僕の勝ちだと思ってる」と自身の必勝パターンを明かした。
だが、最近では14日のロッテ戦、19日の中日戦でそれぞれ救援に失敗している。
「自信があるかないかって言ったらないです」と顔に苦悩の色をにじませると「たまに夢でホームラン打たれますからね」とも――。それでも澤村は、元横浜の絶対的守護神・佐々木主浩氏の名前と長嶋茂雄元巨人軍監督が「(抑えに佐々木がいるため)8回までに点を獲れ」と語ったエピソードを挙げると、「出てくる前から“厳しいな”って思われるのが一番いいと思いますし、キャリアを積んでいく中でそう思って頂けるようにやっていきたい」と目標を語った。