M・プレッセル、7年ぶりの優勝なるか?(Photo by Hunter Martin/Getty Images)

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<ショップライトLPGAクラシック 2日目◇30日◇ストックトン・シービュー・ホテル&GC ベイC(6,177ヤード・パー71)>
 たった4週間前、2008年のカパルアLPGAクラシック以来の勝利に2打及ばず、モーガン・プレッセルはサンフランシスコで苦悶の表情を浮かべていた。ツアー3勝目にあと少しだったが、今週のショップライトLPGAクラシックでその埋め合わせをするチャンスが巡ってきた。第2ラウンドが行われた土曜日、“68”の2アンダーパーでラウンドし、アンナ・ノルドクビストに1打リードし、首位をキープした。
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 7年間優勝から遠ざかっているプレッセルは、4位タイに終わった2013年のリコー全英女子オープン以来の首位で最終日を迎えることとなる。プレッセルはこの2ヶ月ほど、間違いなく今までのキャリアで一番波に乗っていると言えるだろう。ANAインスピレーションで3位、スウィンギング・スカーツLPGAクラシックで2位、そして今週までの6試合のうち5度トップ20入りを果たしている。
 「多分そういうポジションにいればいるほど落ち着けると思うわ」とプレッセルは語った。「最終的にどんな内容であれ結果に対して納得していなければいけない。今いい位置にいると感じているし、明日何が起ころうと目指している方向とゲーム運びに満足しているわ。明日はこの世の終わりではないけれど、できる限りのことをやるわ」。
 時速20マイルの風が日中の大半、海上から吹き荒んだこの日、ベストスコアはツアー2年目のジェイ・マリー・グリーンが出した“67”の4アンダーだった。プレッセルはボギーがたった一つの“69”の2アンダーでラウンドできたことに十分満足していた。
 「今日はプレーするにはとってもタフな一日だったわ。明日も同じような風が吹くと思うわ。」と振り返ったプレッセル。「今日はボールをよく前にキープできていた。ミスショットは数回しかなかった。一つは13番ホールのドライバーショットミスで、ピッチショットで出さなければいけなくなってしまった。でも風のせいでクラブ選択が難しい。それにプレーにコミットすることも難しかったけど、全てのショットでターゲットラインに運ぶことができていたと思うわ。時に、8番か9番アイアンを手にして残り40ヤードでピンそばに風が吹くことを信じて狙うことは難しいわ。でも今日はそれがうまくできていたし、明日も同じようにやらなければならないわ」。
 プレッセルは、2014年最初の5試合で2勝を挙げ、それ以来の優勝を狙う1打ビハインドのノルドクビストを抑え込まなければならない。プレッセルの3打ビハインドにはケリー・ション、クリステル・ブリョン、ゲリナ・ピラー、パーニラ・リンドベルグ、カトリーナ・マシューの5選手が並んでいる。
※USLPGA公式サイトより提供
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