22日に開かれたソフトバンク<9984>の株主総会で、今総会後に取締役を退く北尾吉孝氏(ソフトバンク・インベストメント<8473>CEO)が株主に向けてあいさつし、赤字が続く同社の現状に対して「今期は何としてでも黒字化しなければ、マーケットがついてこない」と訴えた。

 総会では、4期連続で赤字が続く経営状況や下がる株価に関しての不安が多く寄せられた。増加し続けてきた株主が減少したことなどに触れ、北尾氏は「先行投資を減らしてでも、今期は黒字化を目指すべき」と孫社長に進言したことを明らかにした。【了】

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