台湾鉄道の蒸気機関車2両が貴重な“顔合わせ” ファンら興奮
(花蓮 15日 中央社)台湾鉄路管理局で動態保存されている蒸気機関車2両が14日、花蓮機務段(機関区)に定期検査のため集結し、貴重な“競演”を繰り広げた。
定期検査を受けたのは、それぞれ「貴婦人」と「小王子」の愛称で親しまれているCT273とLDK59。どちらも日本統治時代に持ち込まれた。現役時代は川崎重工製のCT273が西部幹線、日立製作所製のLDK59が台東線で運用されていたため、今回のように2両が顔を合わせるのは珍しい。
花蓮駅の構内には「幸福駅」と「美満駅」の臨時ホームが設置され、ファンのみならず作業員らも興奮した面持ちで古き良き時代を彷彿とさせる車体をカメラに収めていた。
台鉄では不定期で蒸気機関車を運行し、観光発展を促進させたいとしている。
(李先鳳/編集:齊藤啓介)
定期検査を受けたのは、それぞれ「貴婦人」と「小王子」の愛称で親しまれているCT273とLDK59。どちらも日本統治時代に持ち込まれた。現役時代は川崎重工製のCT273が西部幹線、日立製作所製のLDK59が台東線で運用されていたため、今回のように2両が顔を合わせるのは珍しい。
花蓮駅の構内には「幸福駅」と「美満駅」の臨時ホームが設置され、ファンのみならず作業員らも興奮した面持ちで古き良き時代を彷彿とさせる車体をカメラに収めていた。
台鉄では不定期で蒸気機関車を運行し、観光発展を促進させたいとしている。
(李先鳳/編集:齊藤啓介)