不評のF1韓国ラウンド わずか1年で復活の背景に、エンジンルール改定にかんする思惑が存在か―中国メディア

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中国メディア・網易は5日、来季のF1グランプリで韓国ラウンドが復活すると国際自動車連盟(FIA)が発表したことについて、英国やフランスのメディアが「誠意によるものではなく、エンジンルール改正の影響による『数合わせ』的なもの」と報じたことを伝えた。

F1グランプリの韓国ラウンドは2010年より開始。しかし、当初より問題が頻発したのに加え、経営不振に陥ったため今期は会場から外れた。評判の悪かった韓国ラウンドがわずか1年で復活するというのは予想だにしなかったことだ。

F1の最高責任者であるバーニー・エクレストン氏は1カ月前に「もう韓国でのF1開催は見たくない」と語っていた。しかも韓国ラウンド開催に当たっては、現地政府の支援も得られないという。にもかかわらず「電撃復帰」が発表された背景には、来季厳しくなるルールのなかで各ドライバーに多くのエンジンを使わせようという同氏の思惑があるようだ。

来季のルールではコスト削減のため、ドライバー1人が使用できるエンジンが現行の5基から4基に減少する。英BBCの記者は「20会場以下の場合、このルールを守らなければならない」と語るが、韓国ラウンドが加わると来季の開催会場数は21となる。

ロイターの記者は「韓国ラウンドが入ることによって、ドライバーたちは間違いなく5基目のエンジンを使うことになる。ルール変更にはすべてのチームの賛成票が必要であり、この方法がもっとも手っ取り早く使用エンジンを増やすことができるのだ」と解説した。

(編集翻訳 城山俊樹)