資料写真(楽天市場提供)

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(台北 30日 中央社)金融監督管理委員会は29日、楽天傘下の楽天カードによる台湾でのクレジットカード発行を認可したと発表した。

これにより、楽天カードは台湾で37番目、外資系としてはクレジットカード大手のアメリカン・エキスプレス、ダイナースクラブ、イオンクレジットサービスに続き、4番目のクレジットカード会社となる。資本金は約3億台湾元(約10億1700万円)。

台湾の健全なクレジットカード市場と、毎年拡大しつつある台湾のネットショッピング市場を見込んでの参入となり、台湾楽天市場の関係者はクレジットカードや旅行などの新事業の展開で、年間売り上げは6割増になるだろうとしている。

台湾では現在、クレジットカード会社36社、計3600万枚余りのカードが発行されている。

(呉佳頴/編集:荘麗玲)