「雪だよ雪!みてみて!」…その写真、SNSに投稿して大丈夫?
週末、東北から関東にかけて、多くの人を悩ませた大雪。東京での積雪も10cmを超え、交通機関や施設の利用に障害が出ている一方、都心のみなさんは年にそう何度もみない雪景色に興奮気味の様子。
そうなってくると「この綺麗な景色をみんなに伝えたい!」とSNSで共有したくなりますよね。
ですがその写真、そんなに簡単にSNSに投稿して大丈夫ですか? もしかしたら、あなたの居場所がバレてるかもしれません。
■GPS機能やプライバシー設定で個人情報の漏洩にご注意を!
気軽に自分の近況などを友人と共有できるSNS。積極的に利用している方は知っていると思いますが、サービスによっては、投稿した時刻の他に”場所”まで公開している可能性があります。
また、投稿する際に一番利用されているスマホ。これも写真を撮影すると、時刻の他に位置情報を記録する機能があります。
今回のような珍しい事が起こると、普段はあまり写真を撮らなかったり、SNSを利用していない人でも、ついつい個人情報ダダ漏れのデータをネットにアップしてしまう事があるようです。
以下に気を付けたい点をまとめてみましたので、今一度確認しておきましょう!
・スマホで写真撮るならGPS機能の設定見直しを!
まずは、使っているスマホからの情報漏洩を防ぎましょう。
iPhoneの場合だと、設定アプリから「プライバシー」>「位置情報サービス」で設定できます。
位置情報サービスを一括OFFも出来ますが、GPS情報はマップアプリや天気予報でも使いますので、アプリ個別で設定するのがいいですよ! ちゃんと「カメラ」アプリもあります。
・SNSのプライバシー設定で位置情報を確認
自分のスマホを確認したら、次にSNSの位置情報設定をチェックしておきましょう。
(1)Twitter
「設定」メニューから「セキュリティとプライバシー」メニューを選択の後、「位置情報をツイート」のチェックを外します。
(2)facebook
Facebookは様々な方法で位置情報を付けられますが、基本的には投稿時に位置情報を付与しなければOKです。
■各種スマホアプリもチェック!
SNSをスマホで使う場合は、アプリを使う方が多いですよね。
先程紹介したiPhoneの「位置情報サービス」ではカメラアプリの他にTwitterアプリの設定も可能です。こちらも合わせて確認しておくといいですよ!
雪景色って綺麗だし、ましてや滅多に見られないとなると、とってもテンションが上がってしまいますが、個人情報漏洩によるトラブルには、十分ご注意下さいね!