ショッカーの会見には、サイボウズ・青野慶久社長とともにおちまさと氏が同席した

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1971年より、その活動が確認されるも、いまだ謎の多い悪の秘密結社「ショッカー」は、標榜する世界征服をスムーズに行うべく、組織の抜本的改革を発表した。

これまでショッカーは、首領をトップに、ゾル大佐や死神博士などの幹部クラスが様々な世界征服プロジェクトを立案。その実行は、怪人をリーダーに据え、その下に戦闘員を配置したプロジェクトチームで行われている。

だが、仮面ライダーの登場により、プロジェクトの実行はことごとく難航を極めることに。怪人蜘蛛男が倒されてからというもの、怪人は毎週替わり、ショッカーは常に即席チームによるプロジェクトの進行を余儀なくされてきた。

組織内でもっとも人数の多い戦闘員に至っては、毎週上司が替わる現状、作戦変更の連絡が行き届かないことも多く、また、指示された装備の手配内容を間違えたり、集合場所に遅れることも目だっていたという。彼らは、チームの結束を深めることもままならず、常に目の前のプロジェクトに手一杯となる悪循環を生んでいたのだ。

今回、ショッカーが発表した“抜本的改革”とは、サイボウズのクラウドサービス「サイボウズ Office on cybozu.com」を導入するというものだ。グループウェアを導入したショッカーであれば、激変する作戦もメンバーで即座に共有。指示系統も明確になり、各地で諜報活動を行う戦闘員たちであっても、目的がぶれることなく自らの業務に打ち込むことができる。

それだけではない。次々とプロジェクトが立ち上がっては実行に移されるため、これまで蔑ろにされていた課題解決にも一役買う。仮面ライダーに倒された戦闘員たちが使っていた武器やバイクの回収も計画的に行われるほか、ベテラン戦闘員が倒されても、任務の引継ぎは万全。「施設予約」機能により、怪人の手術室の運用効率も向上し、怪人の改造スピードもあがる。

サイボウズといえば、昨年11月、日本を代表するクリエイターとして知られる、おちまさと氏が同社のCBO(チーフ・ブランディング・オフィサー)に就任したニュースが話題になったばかり。今回の会見に同席したおち氏は、サイボウズ・青野慶久社長とともに、導入3,000社目となるショッカーの改革成功に太鼓判を押すなど、世界的秘密結社のブレーンとして、踏み込んだサポートをしている様子をうかがわせたほか、これを裏付けるように、導入間もない状況ながらも、ショッカー日本支部に所属する戦闘員Aは「チームワークを見つめ直すきっかけになり、組織一丸となって作戦をたて、仮面ライダーに挑めるようになった」と興奮気味に語っている。

会見の最後には、さらなる組織の強化と、征服範囲の拡大を狙ったショッカーが、IT分野に長けた青野社長を誘拐するハプニングも起こり、その安否が心配される状況ではあるものの、ショッカーの改革が進めば、我々国民にとっても脅威が増すだけに今後の成り行きから目が離せない。






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