ユヴェントスはますますモンテネグロの色が濃くなっている。FWミルコ・ヴチニッチのほかに、1993年生まれのFWハサン・ペピッチが加わったのだ。ドイツ2部のディナモ・ドレスデンからの加入となる。背番号14を纏う同選手は、未来に向けた補強だ。

そこに、さらに魅力的な、禁じられた夢も加わるかもしれない。将来的にユーヴェはフィオレンティーナFWステファン・ヨベティッチも加えるかもしれないのだ。昨夏、ユーヴェはフィオレンティーナと交渉したが、獲得することはできなかった。

ヨベティッチと同じポドゴリカの生まれであるペピッチは、左サイドの攻撃的な位置でプレーする180センチのアタッカー。子供のころからドイツに移住した同選手は、シュトゥットガルトの下部組織で育ち、モンテネグロのU-19代表にも選出されている。

MFポール・ポグバの獲得や、最近のFWホセ・セバージョス獲得にも見られるように、ユヴェントスは未来に向かっている。エクアドルのトレクアルティスタに続いて、今度はモンテネグロからの補強だ。

中央にヴチニッチ、若手のペピッチ、そしてそれを支えるヨベティッチ…そう遠くないいつか、ユーヴェの攻撃陣はすべてモンテネグロの選手で構成されるかもしれない。