米韓FTAで日本がもうかる? 韓国で米国産日本車の販売台数が増加
![米韓FTAで日本がもうかる? 韓国で米国産日本車の販売台数が増加](https://image.news.livedoor.com/newsimage/f/3/f33697e1bc35b63b0463ef3c93ba5059-m.jpg)
韓国の自動車専門メディア「AUTOM」の記事『FTAは韓−米が結び、お金は日本車が稼ぐ』(11月30日付)によると、米国で生産された日本車の韓国販売台数が前年よりも増加した。2012年1月から10月までの販売台数を見ると、トヨタは「カムリ」6107台、「シエナ」523台、「ヴェンザ」3台、日産は「アルティマ」375台、「インフィニティJX」が52台となった。
日本企業は、米韓FTAを利用した韓国への売り込みを、今後さらに拡大させる予定だ。トヨタは米国産の大型高級セダン「アバロン」と、SUVモデルの「RAV4」も輸出品目に加え、米国産車種のラインナップを増やす計画。ホンダコリアは、年末までに「アコード」や「オデッセイ」を投入する。
実際、米国産日本車の売り上げは好調で、韓国日産が10月17日から販売を開始した米国産「アルティマ」は、10月末から現在までに約350件の新規契約があり、今後はさらに増える見込みという。
一方、米国メーカーの韓国での販売台数は7939台で日本よりもも多かったが、GMの「キャデラック」場合が35.2%減少したことから、米韓FTAによる販売増加率や占有率は日本車の方が高かった。
韓国のインターネット上には「締結前から予見していたことだけど…」「米韓FTAを進めた韓国の関係者はこれをどう見ているのかな」「ここ(韓国)は米国」「韓国ではユニクロやトヨタがよく売れている」などの意見が集まった。
参照:AUTOM
参照:トヨタ(韓国)
■【韓フルタイム】とは……
【韓フルタイム】とは韓国に特化した情報を提供する媒体です。
韓国に詳しい専門の日本人記者が取材、執筆を行っております。