キヤノン、16倍ズームレンズ搭載・乾電池駆動の「PowerShot S160 IS」

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キヤノンは9月19日、デジタルカメラ「PowerShot」シリーズの新モデル「PowerShot S160 IS」を発表した。

発売は9月27日で、価格はオープン。

推定市場価格は19,980円前後となっている。

厚さ(奥行き)44.1mm、本体重量約243gの小型軽量ボディに光学16倍のズームレンズを搭載するモデル。

画質劣化を抑えてデジタルズームを行う「プログレッシブファインズーム」では、32倍までのズームが可能だ。

焦点距離は35mmフィルム換算で28〜448mmと広範囲をカバーし、日常のスナップショットから運動会、旅行など、さまざまな用途で使用できる。

また、バッテリーは専用の充電池ではなく単3形電池×2本を使用するので、旅先などで電池が切れた場合でも買い増しで対応できる。

AF速度は、従来モデル「PowerShot SX150 IS」の0.32倍より約1.3倍高速化され、0.25秒となった(いずれも広角端でのもの)。

そのほか、カメラが被写体や撮影条件などを判別して最適な設定を適用してくれる「こだわりオート」は32シーンに対応。

ブレ補正機能を自動で切り替える「マルチシーンIS」も搭載する。

主な仕様は、撮像素子が有効約1,600万画素の1/2.3型CCDで、レンズが焦点距離28〜448mm(35mmフィルム換算時)の16倍ズーム、開放F値がF3.5〜F5.9、対応感度がISO100〜ISO1600(ローライトモード時はISO6400まで)となっている。

画像処理エンジンはDIGIC 4。

背面のモニターは約23万ドット・3型の液晶方式で、記録可能なメディアはSD/SDHC/SDXCカード。

バッテリーは単3形電池×2本で、撮影可能枚数はアルカリ電池使用時で約140枚、キヤノン製のニッケル水素充電池「NB-3AH」使用時で約380枚だ。

サイズはW111×D44.1×H72.5mm、重量は本体のみで約243g、バッテリーとメモリーカードを含む状態で約291gとなっている。