味の素スタジアムに壁面緑化システムが採用 - 竹中工務店

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竹中工務店は1日、同社が開発した壁面緑化システム「バーティカル・フォレスト」が、「味の素スタジアム」の壁面約1,450平方メートルを緑化させるための技術として採用されたと発表した。

同スタジアムは、2013年開催予定の「スポーツ祭東京 2013」のメイン会場となる。

同システムでは、スタジアム壁面を緑で包み込むようすることで、樹木の蒸散効果や放射環境改善効果で緑化面の表面温度を低くし、壁面温度の上昇を抑制。

照り返し防止の効果が期待できるという。

また、樹木の根を個別の植栽パネルだけではなく、植栽パネル全域に自由に伸長させることで、樹木が健全に生育し、長年にわたり美しい緑化景観を維持。

枝葉の広がりを考慮した実質的な緑化面積は2,000平方メートルになるとのこと。

樹木は、同スタジアムが位置する武蔵野に自生しているシラカシ、シロダモ、ヒイラギなど32種類の樹木を選定。

一年を通して緑を確保するために常緑樹を多くし、残りは彩りを加える季節ごとの花木や紅葉樹等の落葉樹としている。