韓国が署名をドタキャンした日韓軍事協定、韓国政府が「密室処理」について調査を開始

韓国政府が突然延期を求めた日韓秘密情報保護協定の署名は、しばらく困難になりそうだ。

韓国国内から「密室処理」と強い非難を浴びている日韓軍事協定の手続きについて、同政府が内部調査を行うと発表した。

協定は、韓国軍と自衛隊での軍事交換とその保全に関するルールを定めたもの。6月29日午後、玄葉光一郎外相と申カクス駐日韓国大使が、外務省で署名する予定だったが、与野党の慎重な姿勢に加え、国民も激しく反発したことから突如延期となった。韓国政府は国民の反日感情を考慮して、協定案の閣議決定を非公式で進めたが、「密室処理」が行われたとして非難は反って強まった。

4日、韓国外交通商省の高位当局者が明らかにしたところによると、現在政府は日韓協定が非公開で推進されたことについて調査を行っているという。

調査は大統領府（青瓦台）の民政首席室が主導し、外交省や国防省も独自で調査を行う。当局者は、「今は国民に十分理解してもらえるよう、努力することが最優先」と述べた。

参照：イーデイリー
参照：YTN

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