KARA（カラ）のメンバー、ク・ハラのパンチラ写真が日本の成人雑誌に掲載されたとして、韓国のインターネット上で物議をかもしている。韓国のネットユーザーらは、パンチラ写真について「非常識だ」などと日本の雑誌を強く非難した。

問題の写真は、ミニスカート姿のハラがパンチラしてしまった瞬間をとらえたもの。成人雑誌という性格上、取り上げるネタは過激なエロネタであり、ハラの写真もスカートの中をわざわざクローズアップした画像まで付けていた。韓国としては自国を代表するアイドルのパンチラ写真（しかもクローズアップしている写真）を、日本の雑誌が掲載したのでとても不快だったのだろう。

だが、雑誌に登場したパンチラ写真など、日本であればネット上の話題で終わるようなネタ。パンチラ写真を韓国のネット中にこんなにも大きく拡散させのは、一番騒いでいる韓国メディア自身ではないのか。

記者が確認しただけでも、パンチラ記事を“写真付き”で報じたメディアは、朝鮮日報、中央日報、東亜日報の三大紙をはじめ、ソウル新聞、SBS、毎日経済、スポーツ京郷などのネットメディアまで数えたらきりがない。このようなメディアの報道について、韓国国内からも批判の声が上がっている。韓国メディア「オーマイスター」に所属する市民記者は次のように指摘する。

「読者の興味を惹いたり、発行部数を伸ばしたりするため、扇情的な素材に集中して記事を報じるメディアのことをイエロー・ジャーナリズムと言います。最近の韓国メディアを見ると、こういった傾向が酷くなっているように感じます」「今回問題になったク・ハラの写真は、一部が拡大されていたのでとても扇情的に写りました。しかし、韓国メディアも同じような意図で、これよりももっと扇情的な写真を報じたりしています」。

KARAの所属事務所であるDSPメディアは、今回のパンチラ画像について「悪意がある」とし、法的対応も検討しているという。だが、市民記者が言うように、韓国メディアも自国のタレントのエロ写真や屈辱的な写真をこれまで散々掲載してきているではないか。パンチラ写真に対する韓国の反応には、とても違和感を感じてしまうのである。

参照：オーマイスター
参照：中央日報

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