米人気歌手のレディー・ガガが10日、2年ぶりとなる日本ツアーの初日公演をさいたまスーパーアリーナで行った。AKB48や多くの芸能人が集まるなか、ガガは惜しむことないパフォーマンスを披露、公演の最中には東日本大震災のことにも触れ、感極まって涙する場面もあった。中国メディアの新浪が12日付で報じた。

 レディー・ガガは2年ぶりとなる日本ツアーの初日公演をさいたまスーパーアリーナで行い、3万5000人のファンを虜(とりこ)にした。会場は熱気に包まれ、AKB48の板野友美、篠田麻里子、高城亜樹、仲川遥香などのメンバーや人気モデルのローラ、SPEEDの上原多香子、はるな愛など人気芸能人も会場を訪れ公演を楽しんだ。

 公演の最中、レディー・ガガは2011年3月に発生した東日本大震災に触れたうえで涙を流し、観衆の熱烈な拍手を受けた。公演終了後には自身のツイッターで「日本のファンは特別」と称賛、さらに「喜びと感謝に満ちて歌った」とつぶやいた。

 また、ツイッターでは写真家のテリー・リチャードソンの撮影した楽屋での集合写真をアップロード、写真でガガはテープを張っただけの左乳房を大胆に露わにしていた。ライブ後、すぐに夜の東京に繰り出したガガは、バーでカクテルを片手に即興で歌を披露した。

 ガガの一連の行動を知った香港のファンは「えこひいきだ」とツイッターで不満をこぼし、「どうして香港では公演後にバーに出かけてショーを披露してくれなかったのか」とつぶやいた。(編集担当:及川源十郎)