パトリック・ヴィエラが現役を引退し、マンチェスター・シティでフットボール・ディベロップメント・エグゼクティブ(サッカーの振興役)という役職でサッカーに携わっていくことが決定した。

ロベルト・マンチーニ政権下で定位置を失い、ベンチを温める日々を過ごしたヴィエラに対し、今夏シティは契約延長の代わりにビジネスの観点からクラブを支えるという新しい任務を与えた。現在35歳のヴィエラは華々しいキャリアに別れを告げ、最後に選手として約1年半過ごしたシティで新たな挑戦に挑む。

初めてピッチ外での仕事に本格的に取り組むヴィエラは、「この役割は僕にとってファンタスティックで新しいチャレンジだ。この機会を与えてくれたマンチェスター・シティに対して非常に感謝している。プレーエリア外のビジネスにつて多くを学ばなければならないが、ここには経験豊富な人材がたくさんいるので彼らからいろいろと教わることができるだろう。自分がクラブの継続的な成功に貢献できるという自信を持っている」と自身に課せられた新たな使命に燃えている。