auスマートフォンとEdyが連携する『Edy | au』が8月開始へ

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KDDIと楽天は、楽天グループのビットワレットが運営する電子マネー『Edy』をauのスマートフォンと連携させるサービス『Edy | au』を6月29日に発表しました。8月4日から、au料金で支払いできる『auかんたん決済』が『Edy』のチャージに対応するのを皮切りに、両者の連携を強化していきます。

『auかんたん決済』で『Edy』のチャージが可能に
ビットワレットは1月に、『おサイフケータイ』対応のAndroidスマートフォン向けに『Edy』のアプリを提供。既に30万を超えるダウンロード数を獲得しています。発表時点で、『Edy』の利用可能な個所は27万1000か所、月間利用件数は約3000万件。8月4日に提供を開始するアプリにより、auの携帯電話やスマートフォンから『auかんたん決済』で『Edy』へのチャージが可能になります。料金は携帯電話やスマートフォンの通信料と合わせて支払いが可能。

スマートフォン向けにはオートチャージ機能も提供
今後の『Edy | au』連携ビジョン
スマートフォン向けには、9月27日から設定した残高まで使うと一定の金額をオートチャージする機能の提供も予定。その後はauスマートフォンユーザーの行動履歴を分析してクーポンや商品レコメンド、タイムセール情報をスマートフォンに配信し、27万か所の『Edy』加盟店舗へユーザーを誘導するほか、『楽天市場』で『auかんたん決済』を利用可能にするなど、KDDIと楽天のサービス連携を強化していきます。

KDDI代表取締役社長の田中孝司氏
楽天代表取締役会長兼社長の三木谷浩史氏
発表にはKDDI代表取締役社長の田中孝司氏と楽天代表取締役会長兼社長の三木谷浩史氏が出席。田中氏は今回の提携について、KDDIの「マルチユース」「マルチネットワーク」「マルチデバイス」の頭文字をとった中期事業ビジョン『3M戦略』が「ネットの世界だけでなくリアルの世界と連携する」とコメント。三木谷氏は「オンライン・ツー・オフライン」で展開するECビジネス「O2O」をキーワードに、今回の提携により「世界で最も進んだO2Oビジネスを展開できる」とコメントしています。

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