パレルモのマウリツィオ・ザンパリーニ会長が、ユヴェントスFWアマウリに減俸を求めている。イタリア『ラジオ・ラジオ』の中で、同会長は次のように語った。

「アマウリはイタリアにいる最強のCFの一人だ。だが。私が彼を獲得することはできない。彼のサラリーがあまりに高すぎるからだよ。もしも彼が年俸100万ユーロ(約1億2000万円)まで減俸したら、私はすぐに彼を獲得するだろうね。だが、実際の彼は400万ユーロ(約4億6000万円)を稼いでいる。パレルモにその額は出せない」

さらに、ザンパリーニ会長はMFハビエル・パストーレの去就について、「イタリアに残るとすれば、パレルモ残留ということだ。移籍するなら国外になる。我々が求める金額は、イタリア勢にとって高いものだからね。とにかく、私はもう1年、彼が我々の下に残ることを願っているよ」とも話している。

ラツィオはユヴェントス移籍が迫るDFシュテファン・リヒトシュタイナーの後任に、パレルモDFマッティア・カッサーニを狙っている。ザンパリーニ会長も「ロティート(ラツィオ会長)からほのめかされたときは、冗談を言っているのだと思っていた。水曜に我々がレーガ・カルチョの会議で会う。彼が真剣なのかどうかを見てみよう」と明かした。

また、ナポリFWエセキエル・ラベッシが、レアル・マドリーMFフェルナンド・ガゴにナポリ移籍を呼びかけている。ラベッシは「フェルナンド、オレたちと一緒にチャンピオンズリーグを戦いに来い」とコメント。スペイン『マルカ』は、レアルがガゴの構想外を正式に明らかにした際に、ガゴがナポリ移籍の可能性を検討するかもしれないと報じている。

なお、ナポリからの関心が噂されるビジャレアルMFボルハ・バレロの代理人であるディエゴ・ナッピ氏は、『ラジオ・キス・キス』に対し、「ナポリは非常に重要なクラブであり、どんな選手でもナポリから呼ばれればうれしいはずがない」と語った。