ユヴェントスは12日のセリエA第29節で、チェゼーナと敵地で2−2と引き分けた。2点のリードを守れなかったユーヴェだが、ルイジ・デルネーリ監督は試合後、チームを擁護している。

「チームは良い試合をした。90分間を通じてよくやったよ。後半は10人で戦ったんだ。ビッグチャンスを何度かつくり、チームはのびのびしていたと思う。守備の困難? よくやったよ。後半は苦しみ、試合を取り戻そうとしたんだがね。PKから失点をしてしまい、最後はドローになった。だが、我々が勝っていてもおかしくなかったんだ。ボローニャ戦やレッチェ戦は注意力を欠いていた。今は自分たちの道を進もうじゃないか」

一方で、デルネーリ監督はFWアレッサンドロ・デル・ピエーロを交代させた理由について、「彼は疲れていた。70分間のプレーは彼にとって十分だ」とコメント。次のように続けた。

「私と彼はとても強い関係にあるし、シーズン終了までどうすべきか分かっているよ。クルヴァ(ゴール裏のウルトラス)は抗議するが、彼は私の信頼を分かっている。いろいろと騒がれるが、デル・ピエーロとの問題はない。やるべきことについて一致しているよ」

「ブーイング? それもサッカーだ。ブーイングさせれば良いじゃないか。後から拍手してもらえるかもしれない。我々は中盤で良いプレーをした。このチームは今からシーズン終了まで、良い仕事ができるんだ」

また、デルネーリ監督はジャッジについても言及している。

「難しいピッチでユーヴェはよくやった。3−2になってもおかしくなかったよ。3点目を奪えるという確信をもう少し持てていればね。(DFマルコ・)モッタが退場になったこと? 警告は正しかった。おそらくは、1枚目のイエローカードがなかっただろうけどね」