フランスの週刊誌VSDが30日発売の今週号に、「2010年もっともムカついた著名人」という読者アンケートの結果を掲載した。

 スポーツ部門の1位は、W杯の騒動と未成年買春疑惑でイメージを下げたフランク・リベリ(バイエルン・ミュンヘン)。68%(複数回答)と同じ得票率ながら、「ムカつかない」の回答数で上回ったレイモン・ドメネク前フランス代表監督は2位となった。

 3位には、フランス代表内紛の直接の原因を生んだニコラ・アネルカ(チェルシー)が64%で続いた。

 4位以下は大きく差がついたものの、リベリと同じセックススキャンダルに揺れたカリム・ベンゼマ(レアル・マドリー)が39%、前年のハンド事件が尾を引いたティエリ・アンリ(ニューヨーク・レッドブルズ)が36%、人気者の宿命でアンチ票も入ったジネディーヌ・ジダン氏が31%となっており、上位6人をサッカー界が独占した。