ユヴェントスがリヴァプールからMFアルベルト・アクイラーニを獲得することになりそうだ。1年前にローマを離れてプレミアリーグに挑戦した彼は、自身の価値を示す前にイタリアに戻ってくる。

リヴァプールを率いるロイ・ホジソン監督は、「おそらく、レンタルでイタリアに移籍するだろう」と認めた。昨年夏、2400万ユーロ(約26億5000万円)でリヴァプールへ移籍したアクイラーニは、26試合に出場。うち先発出場は13回にとどまり、2ゴール6アシストという数字を残している。ホジソン監督は、「まだ決定ではない」としながらも、「アルベルトにとって、今シーズンは大事だ。コンスタントにプレーしなければならない」と語った。

20日午後、アクイラーニの代理人はリヴァプールから連絡を受け、ユヴェントスからオファーがあることを認めている。さらに同日夜には、ユヴェントスのジュゼッペ・マロッタGM(ゼネラルマネジャー)がリヴァプールとの交渉を終え、レンタルでの獲得をほぼ確実なものとした模様だ。

また、CSKAモスクワからの移籍が合意に達しているMFミロシュ・クラシッチも、間もなくユヴェントス移籍が正式決定となる。この日、ユヴェントスのホームタウンであるトリノに到着した彼は、メディカルチェックを受けた。契約書にサインをすれば、取引は完了だ。