いつの間にか大器晩成といわれておかしくない戦績の持ち主となったベラは、ジョンズにかつての自分の姿を重ね、キャリアの大切さを再確認しているのかもしれない。とはいえ、5年前とは比較できないほど進化しているMMA――。高度に成長したオクタゴンで突出した活躍を見せるジョンズが、ベラの指摘する経験不足を補うスキル&戦術を有していることは十分に考えられる。

経験か? 2010年パワーハウスの旗手か? 新旧・天才対決はUFCの全ての階級の戦況を見究める秤になるやもしれない。

■UFC Live全対戦カードは下記の通り

<ライトヘビー級/5分3R>
ブランドン・ベラ(米国)
ジョン・ジョンズ(米国)

<ヘビー級/5分3R>
ジュニオール・ドスサントス(ブラジル)
ガブリエル・ゴンザガ(ブラジル)

<ヘビー級/5分3R>
チーク・カンゴ(フランス)
ポール・ブエンテーロ(米国)

<ミドル級/5分3R>
アレッシオ・サカラ(イタリア)
ジェームス・アーヴィン(米国)

<ライト級/5分3R>
クレイ・グイダ(米国)
シャノン・グジェルティ(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
エリオット・マーシャル(米国)
ウラジミール・マティシェンコ(ベラルーシ)

<ライト級/5分3R>
ドゥエイン・ラドウィック(米国)
ダレン・エルキンス(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ダニエル・ロバート(米国)
ジョン・ハワード(米国)

<ヘビー級/5分3R>
チェイス・ゴムリー(米国)
ブレンダン・シャウブ(米国)

<ウェルター級/5分3R>
マイク・ピアス(米国)
ジュリオ・パウリノ(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
エリック・シャファー(米国)
ジェイソン・ブリッツ(米国)