大地震の被害を受けたハイチの人たちのために、サッカー界が動いた。25日、ポルトガルのリスボンで、40名ほどの新旧スター選手たちによるチャリティーマッチが行われることになったのだ。UEFAとFIFAのサポートを受け、国連開発計画(UNDP)が主催するもので、レアル・マドリーMFカカーや元フランス代表MFジネディーヌ・ジダン氏らが参加。また、ポルトガルでプレーするハイチの2選手、ジャン・ソニーとジョセフ・ペテルソンも出場する。

毎年、貧困撲滅のための資金調達を目的に行われているこのチャリティーマッチだが、今年はハイチの人たちを支援することを目的に開催される。「ベンフィカ・オールスター」と「ロナウド、ジダンとその友人たち」の2チームが対戦する形で、パヴェル・ネドヴェド、ミカエル・ラウドルップ、ファビアン・バルテス、エドガー・ダーヴィッツ、パトリック・クライフェルト、ルイス・フィーゴ、パウレタ、ゲオルゲ・ハジ、ヌーノ・ゴメスらが出場する予定。コリンチャンスのシーズンが始まるために、ロナウドは出場しない。主審はピエルルイジ・コッリーナ氏が務める。

また、ミランとユヴェントス、トリノの名門3クラブの元選手たちも、2月1日にチャリティーマッチを行う。ミランではフランコ・バレージ、デメトリオ・アルベルティーニ、ズボニミール・ボバン、ダニエレ・マッサーロ、マルコ・シモーネ、マウロ・タッソッティらが出場予定で、監督はアッリーゴ・サッキ氏が務める。