来シーズンに向けウイングとして活躍できる選手を探すバルサ。当初、バイエルン・ミュンヘンのリベリーが第一候補として挙がっていたが、R・マドリーのペレス会長がジダンを相談役とする役職に就かせリベリーを獲得する可能性があることから、ほぼリベリー獲得は不可能となってしまった。

 その代役として浮上したのがマンチェスター・C所属のロビーニョだ。カタルーニャ系のテレビ局TV3は、バルサがロビーニョ獲得間近まで来ているとも伝えている。ただ、ロビーニョがバルサに来る場合は、完全移籍ではなく1年間のレンタルで活躍次第では買い取りもあるという条件付きだ。

 アンリとメッシが今シーズンは大活躍したものの、代わりとなるウイングの選手が不足しているバルサ。彼ら2人が出場できない時にはイニエスタ、ボージャンといった選手がウイングのポジションを務め、無難にこなしてはいたものの、来シーズンはリーガ、国王杯、CLの他にもクラブW杯、ヨーロッパスーパーカップ、スペインスーパーカップといったタイトルがかかった試合がたくさんある。そうなるとレギュラー級の選手を各ポジションに最低2人は必要となる。ロビーニョのバルサ入りは実現するのだろうか。

(スペイン通信)