10日に控えるブラジル代表との親善試合に向けて9日、イタリア代表は開催地のロンドンに入った。記者会見でイタリア代表のマルチェロ･リッピ監督が意気込みを語った。

リッピ監督は「ブラジル対イタリアは“世界ダービー”だ。またブラジル代表戦は、私にとって初体験となる。唯一の不安は、国内リーグ戦の48時間後にプレーしなければならないということだけだ。ブラジルという偉大な相手と戦うに当たり、最適なコンディションとは言えない。お互いがお互いを熟知している。彼らはスター軍団であり、クオリティも高い。カカは欠場するが、パト、ロナウジーニョ、そしてロビーニョら素晴らしい選手が揃っている。テクニックにおいて、ブラジルは世界一だ。06年W杯でも優勝候補筆頭はブラジルだった。最終的には最も組織力のあるイタリアが勝利をおさめたが…。コンフェデレーション杯を控えており、今回の親善試合は絶好の機会だ」と対戦を心待ちにした。