サッカーのアルゼンチン代表監督就任が確実となったディエゴ・マラドーナ氏が就任後の構想について語った。

11月19日のスコットランドとの親善試合で、監督デビューが濃厚となったマラドーナ氏は「デビューはグラスゴーになりそうだ。スコットランドとイングランドは不仲であり、イングランド戦であの『有名なゴール』(神の手ゴール)を決めた私は、スコットランドでは人気が高い。スコットランド戦に向けて万全の準備を整えたい。早々イングランドへ向かいマスチェラーノとテベスのコンディションを確認するつもりだ。その後4日にはアルゼンチンに帰国し、19日の招集メンバーを決定する」と話した。

また、アルゼンチンサッカー協会がバルセロナとFWリオネル・メッシを国際親善試合で招集しないと約束していることについては「約束は尊重しなければならない。バルセロナの会長は紳士であり、メッシの北京五輪出場を許可してくれた。グロンドナ会長(アルゼンチンサッカー協会)がクラブ側と約束を交わしたのであれば、私はそれに従う。ただ、メッシ本人が代表戦出場を常に望んでいることは嬉しい。サポーターは彼のプレーを楽しみにしている」との見解を明かした。