今夏の移籍市場でマルセイユからアーセナルへ移籍したフランス代表のMFナスリ(21)。8月16日の開幕WBA戦でのプレミアリーグデビューで初得点を挙げる華々しいデビューを飾ったナスリが、現在の心境を語っている。

「ここは素晴らしい環境が整っている。若手選手が豊富で、またフランス語を話す選手も多い。敗戦直後のニューカッスル戦でも3−0の快勝を収めることに成功した」とナスリ。

アルジェリア移民でイスラム教徒のナスリは「ラマダーンに入ったが、今後の日程を考慮すると食事制限は行わない方がよいと判断した。夏季のスケジュールは過密であり、ラマダーンを行うことは難しい」とコメント。

また、W杯予選のオーストリア戦については「我々のクォリティはオーストリアを倒すに価するレベルにあるということを自覚して戦えば問題はないはずだ。しかし、気を抜くプレーは許されない。ユーロ大会がそのことを教えてくれた」と気合十分。

最後に続投となったドメネク代表監督に批判が集中していることについては「我々は批判に耳を貸さない。我々は素晴らしいグループであり、W杯出場という同じ目標に向かっている」と擁護する発言をしている。