氷室京介、ソロ20周年ベストに追加収録

　1988年、人気絶頂にあったBOΦWYの解散ライブ「LAST GIGS」から、わずか3ヶ月後の7月にソロ第1弾シングル「ANGEL」を発表した氷室京介。今年ソロ20周年を迎える彼が、シングル・コンプリート・ベストアルバム「ALL SINGLES COMPLETE BEST “JUST MOVIN’ON”〜ALL THE -S-HIT〜」を6月11日に発表。その同作に、新たに2曲が追加収録されることが決定した。

　1曲は、昨年11月にKAT-TUNに提供した「Keep the faith」。セルフカヴァーとなる今作は、サウンドプロデュースを氷室京介が音楽的にリスペクトするGLAYのHISASHIに依頼。オルタナ色がかなり強くなっているだけでなく、HIMURO×HISASHIならではのクールでありながら、暑いロックへと進化を遂げている。

　もう1曲は、2003年3月に発表した「Case of HIMURO」初回生産分に収録されていた「CLOUDY HEART」を再収録。オリジナル「CLOUDY HEART」に新たなメロディと歌詞が織り込まれたこのヴァージョンは、現在では貴重な音源となっており、リリースの要望が非常に多かったために収録が決定した。

　また同日には、昨年2月から約4ヶ月間に渡り、28ヶ所46公演で13万人を動員した全国ツアー「KYOSUKE HIMURO TOUR2007“IN THE MOOD”」より、7月8日にさいたまスーパーアリーナで行なわれた最終公演を完全収録したライブDVD「KYOSUKE HIMURO TOUR 2007 “IN THE MOOD」も同時発売する。

　東京ドームを含むスタジアム、アリーナ、ホール、ライブハウス、野外特設ステージと様々な会場で、総数362公演にも及ぶライブを精力的に行ってきた氷室京介。7月からは「JUST MOVIN’ON -MORAL〜PRESENT-」と題した全国アリーナツアーが決定。サブタイトルにある“MORAL〜PRESENT”というワードからも、ソロの楽曲の枠に捕らわれない、ヴォーカリスト・氷室京介としての全キャリアを堪能できるライブになることは間違いないだろう。

・氷室京介｜BOφWY - アーティスト情報